バナナを食べて、グラウジーズを応援しよう!という企画で盛り上がっている外果部より、みんな知ってるバナナをご紹介します。
南のみかん、北のリンゴを抜いて、日本の果物でもっとも流通量の多いのがバナナ。日本全国、春夏秋冬、バナナは常に店先にあり、最も身近でお手軽な価格で手に入るフルーツ。
そんな身近な果物ですが、調べてみると以外な事実?!や、びっくりするようなことばかり。
日本に流通しているバナナのほとんどはフィリピン産。赤道から北緯30度、南緯30度のバナナベルトと呼ばれる熱帯地域(アジア諸国、ラテンアメリカ、アフリカは主に調理用バナナ)で栽培されています。日本でも品種改良などにより、バナナ栽培が試みられているようです。しかし、沖縄でも栽培の北限に近いため、なかなか大きい実にまで育たないようです。
バナナは種で増えるのでなく、クローン繁殖して増殖していくという不思議な植物。そのため、ひとたび病気にかかると壊滅してしまうという悲劇の果物。20世紀半ばまで栽培されていた主流品種グロスミッチェル種はパナマ病によりほぼ壊滅し、現在は耐性のあるキャベンディッシュ種が果物用バナナとして主に流通しています。しかしそのキャベンディッシュ種も病気の脅威に晒されていると言われています。
ところで日本では植物防疫法により、黄色く熟したバナナは輸入できないのだそうです。緑色のまま入ってきて、日本で追熟加工されます。
市場でも温度・湿度管理、エチレンガスにより黄色くさせて出荷されます。この管理がとても大変なのです。
流通しているフィリピン産には3つの種類があります。ハイランド(高地栽培)、ミッドランド(中高地栽培)、ローランド(低地栽培)です。高地ほど甘いと言われています。グラウジーズバナナはミッドランドバナナ。
オススメの朝食レシピは、パンの上にバターとシナモンをふってトーストに。
グッドモーニング、今朝も二日酔い。