サクランボといえば山形。全国の収穫量70%以上をほこる産地です。
旬は初夏の短い期間ですが、早生、中生、晩生と、多くの品種が次々と全国の市場に出回ります。
高砂、紅さやか、紅ゆたか、香夏錦、正光錦… 様々な早生品種が流通した後、来週あたりから6月末にかけて、主流品種の佐藤錦がお店に並びます。
そして最後に姿を現す晩生の紅秀峰は、酸味控えめで甘く、日持ちする品種と言われています。
ところで6月25日あたりからピークを迎える佐藤錦は、雨にあたらないよう、木の上部を巨大なテントで覆われて栽培され、手間暇かけて収穫されるのだとか。
今年は6月初めの氷や雨風の被害で、前年に比べて収量は落ちるものの、大粒で甘いと予想されています。
後半になると、1kgバラだったり、500gパックだったり、いろいろな荷姿で産地からやってくるサクランボ。お店によって調製されて、皆さまの食卓へ届きます。
…と、ここまで、いつもにこやかでおっとりのサクランボ担当さんからのうんちく。
普段あまりしゃべらないのに、嬉しそうにサクランボについて、たくさん話してくれました♡